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電視観望

シニアで少年になった気分「色付きオリオン座大星雲 M42」電視観望

シニアで少年になった気分「色付きオリオン座大星雲 M42」電視観望

「シニアではじめた天体観測」です。定年して、とてもいいと感じたのは出勤を気にせずに朝の3時だろうが4時だろうが起き出して「赤道儀を持出して設置、望遠鏡(鏡筒)取付、そして天体観測で星を眺める」ことができる事です。

朝オリオン座が見たので電視観望はじめました。
望遠鏡からのデータがiPadに見えた瞬間から綺麗な色したM42が見えたので感動しました。

明け方の南の空に「オリオン座」見えています

表題の写真を解説します。

オリオン座のM42「オリオン座大星雲」です。色付きで撮れました。星を見上げても多少赤いベテルギウスかリゲルなどは白く輝く星しか見えません。でも電子の目で見ると「赤や黄色やオレンジやグリーン」ととてもカラフルに見えました。

シニアの世代では理解できると思いますが「白黒テレビとカラーテレビ位」違います。Guideもゆらゆらと揺れています、星も流れていますが、自身にとってはとても嬉しかった。

丸い的のようなターゲットのような輪っかの真ん中に狙った星を持ってくる:「導入」するのですが使用したCMOSカメラは天体観測用でZWO社のもので、

ASI462MCはセンサーサイズが小さいためフルサイズの約1/6に見える範囲が小さくなります。逆に言うと 6倍のZoomが効いた状態です。

iPadの画面の中に納まりきれないので、ASI2600MC-PROのように大きめのセンサーだと画面に入るので望ましいと思ってます。(おすすめです)

ということでASI462MC(1/2.8″)2.8分の1インチとセンサは小型の部類を使ってますので、中心よりも左下に移動して右上のモワモワ広がった部分がより多く入るように構図をずらしてます。

望遠鏡回りと記憶力

1)緯度調整Wネジもメモリに合わせて粗く合わせたかな 程度
2)北極星付近が見えないベランダで、iPhone12の方位磁石で北を合わせた程度
3)AutoGuideのガイド鏡もメインカメラとだいたい同じ方向 向いてる程度
4)星の名前もスマホ片手に確認して2,3度口にしても直ぐに忘れる程度

そんな測定系と記憶力ですが自分にとっては凄い!と思います。シニアである私が少年になった様に感激しました。

朝の4時です。外で大きな歓喜の声を出さない分、にんまりとした顔には「しわ」も出るシニアです。

少年の気分が味わえる「天体観測」はじめて良かったと思います。超初心者向けに書いてます。シニアで「天体観測」を始める方の参考になればと思います。

台風16号 台風一過の星空と気温

2021年10月2日 0430JST 25.6~23.1℃まで低下。 今朝はオリオン座のベテルギウスが薄く見えなく頃、あたりの景色が見えるようになるまで星を観ていました。

直接、裸眼で星を見上げて、下を向いて「iPad」でとらえています。
10月なっても暑い日が続きますが、朝の空気は冷たく、空気が澄んで星空も良く見えるようになりました。台風16号以降、長雨も抜け出して「天体観測」日和になったと思っています。

半袖Tシャツでは寒いので冬に着るウォーマーのジャンパーを羽織ってます。

赤い輪っかを外しました。

もろもろの周囲情報を外しました

星が意図せず「ピクッ」と動いたりしてますがとりあえず、真ん中のきれいな所を観ています。

これを機に思う事

1)ASI462MCよりも大きいセンサーサイズのASI2600MC-PRO(APS-C)を使ってより広い周辺星像も撮影したい
2)EAFを付けてよりシビアにFOCUSを合わせたい
3)対象星・星雲ごとにフィルターを変えて撮影したい
4)他のきれいな星もどんどん撮りたい
5)星の名前や物語を一つひとつ覚えたい

参考 ASIのカメラメーカー ZWO

使用機材

1 主鏡 REDCAT51 51mm径 250mm F4.9
2 MAINカメラ ZWO ASI264MC 1/2.8″COMS COLOR
3 ガイド鏡 ZWO 30F4 30mm径 120mm F4
4 ガイドカメラ ZWO ASI120MM-mini
5 赤道儀 SkyWatcher EQ5PRO-GOTO
6 WiFiコントローラー ZWO ASIAIR-PRO(PLUS)
PLUS出荷2021年11月以降・・・楽しみ
PLUSはPROよりWiFi強化改善版
7 ケーブル類 ①赤道機・・・コントローラーUSB2.0黒
②MAINカメラ・・・コントローラーUSB3.0青
③ガイドカメラ・・・コントローラーUSB2.0黒
④赤道儀の電源・・・コントローラーのサービス電源
⑤延長コード(AC100V)10m(長さは場所に応じて)
8 電源 ①AV100Vがとれる所ではACアダプターDC12V 5A
②ポータブル電源400Wh以上
9 USBフラッシュメモリー SANDISK 64GB 128GB 256GBなど
コントローラーのUSB3.0青
10 iPad 12.9 シニアは視力を考慮してiPhoneよりもiPadをおすすめします
①ASIAIRアプリ(無料)インストール
②SkySafari PLUSアプリ(有料)インストール

11 シリコンゴム板クッション 赤道儀の地面側の先端が金属の場合ベランダやテラスに傷が付きますので、保護用のシリコンゴムシート3mm厚
ゆらゆら揺れる厚手の物は不可です

※超初心者向けセットです。予算が許せばより高性能なものをおすすめします。
・主鏡もREDCAT71 71mm直径のレンズと大型化したのも発売されるようです。
・MAINカメラ ASI462MCは超小型のセンサーで惑星撮影向きとされています。
 ASI2600MC-PROはセンサーサイズAPS-Cと大きくなり、かつ、PRO:クーリングできるので低ノイズなのでおすすめします。
・赤道儀「EQ5PRO-GOTO」を使って望遠鏡を動かしています。
 使ってみての感想を交えた上で「歯車144枚歯」ですがより多く・性能が良いものをおすすめします。