初めての「バーティノフマスク」
初めて「バーティノフマスク」を使ってみました。
バーティノフマスクを使う目的は、望遠鏡の焦点(フォーカス)を合わせるために使います。表題の写真にあるように望遠鏡の先端の模様があるマスクです。
デジタル一眼レフカメラで星を撮る時は、レンズのフォーカスリングを回して星の大きさが小さく最小になる点に合わせます。これも良いのですが点光源の場合に適しているのが「バーティノフマスク」です。使用時は望遠鏡先端に取り付けて使います。
天体望遠鏡(鏡筒)REDCAT51にも購入時点でキャップの先端のフタ(ネジ)を緩めると「バーティノフマスク」が現れます。しかしながら、デジタル一眼レフカメラの要領で星を小さくなるように合わせていましたので、「バーティノフマスク」を一度も使ったことがありませんでした。
今回、初めて使ってみましたが、いい感じでフォーカスのポイントが分かりやすくなりました。フォーカスも行き過ぎた地点まで回して、少し戻すと、戻しすぎるのがよくわかります。
フォーカスが合った時 中央の長い輝線の両サイドの短いのが対照的になっている(バランスがとれている)
フォーカスが合ってない時(中央の長い輝線はあるが短いのがアンバランス)
シニアではじめる天体観測
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