電視観望

初めての「バーティノフマスク」

初めての「バーティノフマスク」

初めて「バーティノフマスク」を使ってみました。

バーティノフマスクを使う目的は、望遠鏡の焦点(フォーカス)を合わせるために使います。表題の写真にあるように望遠鏡の先端の模様があるマスクです。

デジタル一眼レフカメラで星を撮る時は、レンズのフォーカスリングを回して星の大きさが小さく最小になる点に合わせます。これも良いのですが点光源の場合に適しているのが「バーティノフマスク」です。使用時は望遠鏡先端に取り付けて使います。

天体望遠鏡(鏡筒)REDCAT51にも購入時点でキャップの先端のフタ(ネジ)を緩めると「バーティノフマスク」が現れます。しかしながら、デジタル一眼レフカメラの要領で星を小さくなるように合わせていましたので、「バーティノフマスク」を一度も使ったことがありませんでした。

今回、初めて使ってみましたが、いい感じでフォーカスのポイントが分かりやすくなりました。フォーカスも行き過ぎた地点まで回して、少し戻すと、戻しすぎるのがよくわかります。

フォーカスが合った時 中央の長い輝線の両サイドの短いのが対照的になっている(バランスがとれている)

フォーカスが合ってない時(中央の長い輝線はあるが短いのがアンバランス)

シニアではじめる天体観測

「シニアではじめる天体観測」では超初心者向けの天体観測情報を発信しています。

知識ほぼゼロでシニアになって「初めて天体観測」をやってみようとするとき、知り合いがいればいいのですが、そうでない場合はネットで多くの調べものをする必要があります。

時間もかかり、調べれば調べるほど、情報が増え続けてどこから手をつけていいのか分からなくなります。結局は望遠鏡を手にしないまま数年が経ちます。

「販売店へ行くか、電話をかけて」はじめの一歩から聞きまくると世間の風には冷たさを感じることもあります。「それは、そのソフトの会社に聞いてください、販売店は答えようがないでしょ!」そんな人もいます。中には初心者にも親切丁寧に分かりやすくお答えくださる方もいらっしゃいます。

くれぐれも、シニアで初めて望遠鏡を買いに行ったのに「NG店員」に当たって買うのをやめないで頂きたいと思います。天体観測は素晴らしいものを見せてくれます。光と時間と空間とをダイナミックに過ごせます。ここでは、超初心者向けの超初心者の方だからこそ引っかかるポイントについて、解決に向けて情報発信しています。